■ クイズ ■

明治19年に10万人以上の死者を出した伝染病はコレラですが、明治15年からの25年間の合計で、コレラを凌いで多くの死者を出した伝染病があります。それは何でしょうか?

→答え
赤痢です。
なんと25年間で133万人もの罹患者を出し、約32万人もの死者が出ています。このような時代背景の中で、伝染病に特化した医学研究機関を立ち上げ、自身が開発した血清療法を駆使して伝染病の征圧に生涯を掛けたのが、柴三郎博士です。

……続きは9月号特集「新紙幣 新札に刻まれた医学者 北里柴三郎」でどうぞ。


「ウェルテル効果」とは何でしょうか?

→答え
1774年にゲーテの『若きウェルテルの悩み』が発行された後、主人公のウェルテルを真似てヨーロッパの若者の自殺が相次いだことから生まれた言葉。
日本では1980年代に東京の高島平団地での飛び降り自殺が相次いだり、1986(昭和61)年アイドル歌手の岡田有希子が飛び降り自殺をした後に2週間で25人もの自殺が続いたことが有名です。

……続きは9月号新連載「はじまりの事件−時代を読み解くカギ」でどうぞ。


●今号の特集は「新紙幣」です。ぜひご一読ください!


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