■ クイズ ■

神風特攻隊の正式名称は何でしょうか。

→答え
「海軍神風特別攻撃隊」です。
日本の大本営海軍部は、米軍のレイテ湾侵攻を迎え撃つために「捷一号作戦」を発動して栗田艦隊をレイテ湾に突入させることを決定しましたが、問題は敵空母からの攻撃をどう防ぐかでした。そこで大西長官は、栗田艦隊をレイテ湾に突入させるには、残りわずか30機の零戦に250キロ爆弾を搭載して敵空母の甲板に体当たりさせ、1週間か10日間、甲板を使うことができないようにするしかないと考えて、特別攻撃隊の編制を提案したのです。かくして、敷島隊、大和隊、朝日隊、山桜隊の4隊からなる、海軍神風(しんぷう)特別攻撃隊(通称、神風(かみかぜ)特攻隊)が誕生しました。

………続きは8月号特集「語られなかった戦争の真実」でどうぞ。


歴代の天皇の尊称が「○○天皇」と呼ばれるようになったのはいつの時代からでしょうか。

→答え
「明治時代」からです。
現在の公式な歴代の追号はすべて天皇号ですが、明治時代に入るまで、その形式は統一されていませんでした。8世紀前半に作られた古事記(神話の神代から第33代天皇)や日本書記(初代神武天皇から第41代持統天皇)では、すべての天皇の追号は、いわゆる万葉仮名の追号で、尊称は天皇ではなく「尊」となっていました。明治時代に入ってから、歴代天皇の天皇名(天皇号)が「○○天皇」に統一され、それまで頻繁に変わっていた元号が、天皇一代に1つとする「一世一元」の制度に改められました。このため、明治天皇の崩御からは元号をそのまま使って明治天皇、大正天皇、昭和天皇と追号されています。

……続きは8月号連載「皇室と日本」でどうぞ。


●今号の特集は「語られなかった戦争の真実」です。ぜひご一読ください!


▲BANの申込はこちらへ
▲Homeへ
BAN (C)教育システム