■ クイズ ■

川路大警視は明治7年に東京警視庁を創設しますが、どこの警察をモデルにしたでしょうか。

→答え
「パリ警視庁」です。
川路利良大警視はこれまでの日本の混乱、阿片の侵入も想定して、最も上等と自らが判断した、パリ警視庁をモデルとする日本独特の警察制度を考案しました。川路の建白は、司法警察の一元化支配を改め、新たに内務省を置き、内務卿を全国行政警察の長とし、首府の警察令、府県知事令を統督させ、司法卿は司法警察のみの長となり、各裁判所の検事を指揮する――つまり、行政と司法に両警察を分離するというものでした。

……続きは6月号特集「明治150年――近代警察の誕生」でどうぞ。


光格天皇は明治天皇の何に当たるでしょうか。

→答え
明治天皇の「曽祖父」に当たります。
まだ朝廷が幕府に意見したり政治的な動きをすることは難しかった幕末の時代にあって、光格天皇は「天明の飢饉」に苦しむ大衆の救済策を幕府に具申し、朝廷の権威回復や廃れた儀式の再興に取り組みました。それらが、やがて幕末の志士を覚醒させ、尊皇攘夷のエネルギーへと繋がっていきました。

……続きは6月号連載「皇室と日本」でどうぞ。


●今号の特集は「明治150年――近代警察の誕生」です。ぜひご一読ください!


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