■ クイズ ■

平成28年に再犯防止のための法律が成立しました。その法律は何でしょう。

→「再犯防止推進法」です。
刑法改正により、平成28年から「刑の一部執行猶予制度」が施行され、保護観察期間が長くなりました。再犯率が高い薬物依存者の更生や社会復帰への支援を充実させるためです。さらに、再犯防止推進法(平成28年)も成立し、社会復帰が困難な出所者の再犯の抑制のため、社会復帰後も途切れることのない支援が求められるようになりました。出所後の「再犯防止」が、まさに国家的課題となったのです。
……続きは「BAN」3月号連載「法医学はおもしろい」で……。

死体現象には、腐敗せず、永久死体と言われる特殊な変化を起こすケースがあります。それは何でしょう。

→「ミイラ化」と「死蝋化(しろうか)」です。
死体がミイラ化、あるいは死蝋化すれば、それ以上、変化しなくなるので「永久死体」と言われています。 死体が腐敗する前に乾燥し、スルメや魚の煮干しのようになるものがミイラです。一体がミイラ化する期間は、ケースバイケースですが、1、2年はかかります。 死蝋化とは、死体の脂肪が脂肪酸とグリセリンに分解し、脂肪酸が水中のアルカリ(マグネシウム、カルシウム、カリウムなど)と結合して鹸化(石鹸と同じ状態になる)することを言います。冷たい水中などで、腐敗せず1か月くらい放置されると、死蝋化が始まり、全身が死蝋化するには1年以上はかかると言われています。

今号の特集は「繰り返される犯罪――再犯の実態と防止への道のり」です。ぜひご一読ください!


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