■ クイズ ■

平成2年11月に「即位の礼」と「大嘗祭」が歴史上初めて、皇居のある東京で行われました。それ以前はどこで行われていたでしょうか?

→「京都御所」。 即位関係の一連の儀式は、1月下旬の皇居・宮中三殿での「期日奉告の儀」を皮切りに年末まで、ほぼ1年を通して行われます。その中心となるのが11月12日の「即位の礼」と11月22日の「大嘗祭」ということになります。 平成2年11月、警備や各国の賓客の受入れ態勢などの都合もあって、京都御所ではなく、歴史上初めて皇居のある東京で行われることになりました。即位の礼は、憲法に規定された「天皇の国事行為(国の行事)」として、大嘗祭は「皇室の公的行事」として行われ、両儀式の位置付けは異なるものの、いずれも臨時の国費が支出されました。
……続きは「BAN」5月号の連載「皇室と日本」で……。

テロで使用される化学剤として、神経剤の「サリン」や糜爛(びらん)剤の「マスタード」が考えられますが、「マスタード」はどのような特徴を持っているでしょうか?

→マスタードは、暗黒色の油のような液体で、人、地面、建物の床や壁に付着し、室内では、揮発して空中に滞留します。皮膚に付くと糜爛します。液に触れて、ただれてしまうと治療は難しくなり、大量に付着するか吸引すると死に至ります。 油のような液体が物に付いていたら、油かどうか臭いを確認しなければなりませんが、興味本位で絶対に触ってはいけません。ゴム手袋をしていても、剤に触れると短時間で皮膚を貫き、体内に入り込んでしまうからです。糜爛剤はサリンと異なり、付着した所にとどまって害を及ぼします。除染するには、サラシ粉を水に溶かし、その液体で洗い流す。用意できない時は水で洗い流さなければなりません。 近年、ISがシリア軍基地から略奪したものを使用する可能性が高まってきています。
……続きは「BAN」5月号二次特集「ISは将来、日本でどのようなテロを起こすのか(その2)」で……。

今号の特集は「未来をつくる"人財"を集めよう」です。ぜひご一読ください!

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