■ クイズ ■

若手警察官が身に付けるべき能力として「観察力」「応用力」「自己管理力」などがありますが、自己を管理するためには、どのような能力が必要でしょうか?

→「自分を客観的に見つめる能力」です
警察は国に認められた大きな権限を持っています。そうなると、当然のことですが自己管理力が必要とされ、「職務倫理による自己管理」を強く求められます。自己管理のために、最も必要なことは、自分を客観的に見つめる能力です。 警察官に限らず、権力を持つ立場にある人で、不祥事を起こす人の典型は、自分を客観的に見つめることができない人です。多くの場合、現場で「また、あいつか」「やっぱり、あいつか」と言われるような、普段から自己を管理する能力が発達していない人が、不祥事を起こす可能性が高いのです。
……続きは「BAN」7月号特集「人の育成が組織の要」で……

1819年に『群書類従』という書が完成しました。日本に伝わる本を全部集めて分類・整理・編集した670巻に及ぶ大作です。これを編纂したのは誰でしょうか?

→「塙保己一(はなわほきいち)」です。
塙保己一は、武州(埼玉県)の農家に生まれ、3歳の頃、眼病をわずらって目が見えなくなりました。保己一は、あんま・はり・灸などを学んだものの、技術が上達せず、兄弟子たちからもばかにされました。しかし、保己一の記憶力が抜群であることに着目した師の雨宮検校が、萩原宗固にあずけて国学や和歌を学ばせたところ、能力を発揮し、やがて国学者として有名になりました。 ある夜、保己一が講義をしていると、突然の風で室内の灯りが消えて真っ暗になりました。知らずに講義を続ける保己一に、弟子の一人が、「時が見えなくなってしまいました。灯りを付けるまで、お待ちください」と言うと、「目あきというのは、案外不便なものだなあ」と言って弟子たちを笑わせたそうです。
……続きは「BAN」7月号「小学国語教科書」で……

今号の特集は「人の育成が組織の要」です。ぜひご一読ください!

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