■ クイズ ■

警察庁通達「非行少年を生まない社会づくりの推進について」では、「少年に手を差し伸べる立ち直り支援活動」について、「待ち受け型から○○型」へとしています。さて、この○○は何でしょう?

→「待ち受け型から出前型へ」です。問題を抱えた個々の少年に対して警察から積極的に手を差し伸べていくことを意味します。少年や家庭のSOSを待つのではなく、非行を繰り返す少年に対して積極的に、かつ地域住民や関係機関の協力を得て、少年と社会とのつながりを構築していく行動です。

米国・ミシガン大学の「世界価値観調査」で、「親が子供の犠牲になるのはやむを得ない」と答えた親は世界平均で72.6パーセントいましたが、日本の親は、参加73か国中、何番目でしょう?

→73か国中、72番目です。ちなみに数値は38.6パーセント。平均と、あまりにかけ離れた数字ですね。親心の衰退、親性崩壊が表面化しているのでしょうか。もう一度、「親の原点」とは何か、考えたいと思います。

今号の特集は「立ち直れ! 少年」です。4月号の特集は「東日本大震災から3年――福島県の復興とは」です。ぜひご一読ください!

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